スピリチュアルタロット士資格とは、目視できない神秘的なものを全身で感じ、タロットカード占いをより深く行える方が取得できる資格です。この資格を取得することで、占いサロンやカルチャースクール、自宅において占いやその指導を行う占い師・講師として活躍できるようになります。
ここでは主に、スピリチュアルタロット士資格を取得する中で持っておくべき知識や考えについて紹介していきます。
より詳細な内容を知りたい場合は、資格公式サイトも合わせてご確認ください。
スピリチュアルタロット士資格を学ぶ上で知っておくべきこととしては、主に下記の3つのようなものが挙げられます。
一つ一つ、詳しく見ていきます。
タロットカードと一口に言っても、その種類はさまざま。
中には海外の限定品や非常に古いものなど、希少価値の高いカードも存在します。
ネット上にはさまざまなタロットカード・オラクルカードを販売するサイトも多く設けられています。
スピリチュアルタロット士資格を取得した後には、「タロットカードを仕入れ、それを販売する」というビジネスについても考えてみると良いでしょう。
資格を取得する中で得られた知識は、カードのアピールポイントを上手に紹介できる技術につながります。
古本屋の占いコーナーを訪れると、タロットカード付きの本が置いてあることがあります。
古本屋にて100円で販売されていたタロットカード付きの本が、他所で1,000円以上の価格で売れた、という話も聞きます。
タロットカードのような占いのアイテムは、専門的に学んでいる人でないとなかなかその価値が分からないものです。
資格の中で学習したスピリチュアルの知識をもとに、ネットや現地の専門店を作り、タロットカードの販売員を目指すのも選択肢の一つです。
タロットカード占いと、そのほかの占いが持つ「本質」。
占いの技術を伝える講師となった場合、タロットカード占いを行っていく上での本質についても伝えていく必要があります。
タロットカード占いにおける本質は、他の占い同様「占い師自身の力で相談者を導く必要がある」という点です。
つまりタロットカード占いを行う上で最も大切なことは、「ただカードの意味を教えるだけでは意味がなく、カードを参考にしながらも、最終的には占い師自身のインスピレーションによって占いを行うこと」です。
初心者の方がタロットカード占いをする場合、「カードをシャッフルし、引いたタロットカードの持つ意味を調べる」という流れになるでしょう。
初めのうちはこの流れで構いません。しかし、慣れていく中でこの方法からはもう一歩進む必要があります。
スピリチュアルについての技術と知識を身につけた占い師の行うべきことは、「カード1枚に対し、占い師自身の深いイマジネーションを持って解釈する」ということです。
ネットや参考書に載っているものをそのまま伝えていては、「占い師が占った」ということにはなりません。
自らが感じたインスピレーションに則り、独自の解釈を展開することこそが占い師のすべきことです。
もちろん、初めの方はカードの意味を知って暗記する基礎部分が固まっていないため、意味を参照するのも悪いことではありません。
しかし、プロの占い師として相談者を導いていくためには、必ずこういった本質を知った上で成長していく必要があります。
プロの占い師としては、自身のイマジネーションに沿った鑑定を行なっていくことが何より大切です。
生徒各々の想像力を育てていくのは、当然ながら生徒自身の役割です。
講師として教えていく際には、自身の展開した解釈を混同せず、本来のスタンダードな解釈を伝えていくことを意識する必要があります。
生徒はタロットカードの持つ本来の意味を基礎から学んでいき、最終的にはそれぞれの解釈を自分自身で広げていくこととなります。
占い師はやや特殊な仕事であるものの、接客業であることには変わりありません。
講座の中では占いの手段だけでなく、接客の力を身につけていってもらうことも重要となります。
占い師を目指す場合、サロン所属の占い師になって終わりではありません。多くのお客さんからの指名を狙うため、接客の技術を磨いていく必要があります。
占い師の育成の際は、占い自体のテクニックだけでなくコミュニケーション能力の大切さについても指南していく必要があると言えます。
ここでは、スピリチュアルタロット士資格を学んでいく上で知っておくべきことを紹介してきました。
資格を取得する上では、下記の項目を念頭に置いておくと良いでしょう。
この記事を参考に、スピリチュアルタロット士資格の取得を目指してみてはいかがでしょうか。