つぼ押し士資格では、反射区を刺激することで体調を整えていくための基礎的な知識を学べるようになっています。学んだ知識を生かして、講座開講や他人への施術だけでなく、自身の健康にも役立てられる、活用の幅の多い資格です。
つぼ押しは、投薬や手術などと違い直接的ではありませんが、WHO(世界保健機構)でも認められている治療行為です。
従って、間違った治療をしないため、ちょっと大変ですが正しい知識と実践を見つける必要があり、大変な分だけ人のためになる資格と言えます。
この記事では、つぼ押し士資格について少し詳しく解説していますので、もし興味を持ちましたら、資格公式ページをご覧ください。
つぼは、細かく言うと「経穴」と「反射区」があり、反射区は末端神経が集中している足裏や手、頭、耳などにあります。
よく足つぼマッサージなどで、足裏のどのあたりを押すとどの臓器、器官が改善するか図解しているものを見かけますが、反射区を刺激することで行う治療を「反射療法」(リフレクソロジー)と言います。
反射療法には、以下のような種類があります。
このように特徴が違う反射療法ですが、7つの効果があると言われています。
以上のように、様々な方法と効果がありますので、仕組みをしっかり理解しなければなりません。
万が一間違った施術を行えば、期待する効果が得られないばかりか、かえって症状を悪化させてしまうことにもなりかねません。
つぼ押し士資格は、体に刺激を与える資格であるということを十分認識した上で、学ばなければなりません。
そのようなつぼ押し士資格では、以下の内容を学べるようになっています。
では、つぼ押し効果をもう少し詳しく見てみましょう。
リンパとは、体内に侵入した異物や病原菌から体を守る「見える」免疫組織で、このリンパの流れが悪いと体内に老廃物が蓄積され、様々な体調不良が引き起こされます。
リンパケアとは、このリンパの流れを円滑にすることで、老廃物の排出を促進し、体調を整えることが目的です。
一方で、つぼは、「経絡」という体内を流れる「見えない」エネルギーライン上にあるとされています。
つぼ押しの目的は、症状に合ったつぼを押すことで、その刺激が経絡を通って症状の原因となる臓器・器官の機能を回復させることです。
この「見える」リンパと「見えない」経絡の二つを合わせてケアすることで、終わった後の満足感が違うと言われています。
体内で蓄積した老廃物はリンパ管を流れて排出されますが、老廃物が脂肪と合わさると、むくみの原因となるセルライトという塊になり、コリの原因となります。
リンパケアと合わせてつぼ押しをすることで、血行やリンパの流れが良くなり、セルライトが作られないような体になります。
一方で、体の歪みとは、外見上のことではなく、臓器・器官の機能が低下もしくは何かしらの病気になることを指します。
ストレスや生活習慣によって、体には知らず知らずのうちに負担がかかっており、その負担がやがて臓器・器官の機能にまで影響を及ぼすようになります。
つぼ押しは、このような日常の負担を軽減させ、臓器・器官の機能を回復させられるのも魅力です。
つぼ押し士の資格があると、つぼに関する基礎的な知識を他人に教えられるレベルに達していると認められます。
受講者の殆どが、つぼのことを正しく知らない人であり、つぼ押しなんて単なるプラセボ効果と考えている人もいるでしょう。
そのような方には、実践を踏まえ、その効果を体感してもらうことで、興味を持ってもらえるはずです。
一方で、つぼ押しは、体を扱うことである重要性も併せて伝えることも忘れてはなりません。
つぼ押しは、りっぱな治療法であり、様々な効果をもたらす素晴らしい施術です。
興味を持たれたのであれば、これを機会に是非つぼ押し士資格にチャレンジしてみてください。