足裏や手の甲にある特定の反射区を刺激して特定部位の改善や疲労を緩和する作用がありますが、これらを利用するのがリフレクソロジーです。リフレクソロジーについてしっかりと学び、資格取得をするのがおすすめです。
今回はリフレクソロジー資格について紹介していきます。
リフレクソロジーはアメリカが発祥の反射療法です。
リフレクソロジーの種類、手技は様々で緩和したい部位に合わせて手技を使い分けることもあります。
リフレクソロジーはリフレックス(反射)とロジー(学問)を合わせた言葉です。
主に足裏(まれに手)にある反射区を刺激して、「自己治癒力」を引き出し疲労や体の機能などの改善を促します。
リフレクソロジーと足つぼは一見似たように思われますが、全く異なるのです。
リフレクソロジーは面でとらえるのに対して足つぼは点でとらえて押します。
またリフレクソロジーはピンポイントで臓器や器官を刺激し、足つぼは全身のバランスを整えるよう働きかけるのです。
手や足裏には全身の臓器や器官が繋がった末梢神経の集まった個所を反射区と呼びます。
反射区を刺激すると臓器や器官を活性化させ、身体の不調を改善。
リフレクソロジーは世界に広がっている反射療法であり、日本では英国式リフレクソロジーと台湾式リフレクソロジーを主流としています。
それぞれの大きな違いは刺激の強度にあります。
それぞれの方法を見ていきましょう。
英国式リフレクソロジーは優しく刺激を与え、指の腹を使い撫でるように施術を行います。
刺激の強度を変更することは可能で、「いた気持ち良い」強さを求める人も少なくはありません。
施術時ではアロマやオイルを使用し、リラックス効果を得られるのが特徴です。
近年、産婦人科や病院、高齢者施設などで導入されている注目のリフレクソロジーです。
台湾式リフレクソロジーの刺激は強めで声を上げるほどの痛みを伴う場合があります。
指の腹だけでなく関節も使って反射区を強く押して刺激を与え、身体の巡り改善を促します。
身体の不調が改善されることで施術中の痛みが和らぎ、やや強めの刺激が癖になる人もいるようです。
手指ほぐす施術は主にキャタピラーウォークという方法があります。
キャタピラーウォークは親指の第一関節から指先を使って行う手技で、英国式リフレクソロジーの特徴の一つです。
親指の関節を伸ばしたり曲げたりしながら反射区を刺激して、痛みを感じない程度の力で押します。
指だけでは摩擦が生じて、利用者の皮膚を傷つけてしまう恐れがあります。
皮膚にダメージを与えないために、施術ではクリームやオイルを使用する場合もありますが、クリームなどによる皮膚トラブルが出ないか事前の確認が大切です。
利用者の中にはアレルギー持ちで、クリームやオイルの成分でアレルギー反応が出て皮膚トラブルに発展する可能性があります。
トラブルを防ぐ目的として、事前にカウンセリングを行い、安全性を確認したうえで、クリームやオイルを使用しましょう。
身体の不調は人それぞれですが、日々の生活の中でマッサージを施した方が良い場所を紹介します。
それぞれのやり方を見ていきましょう。
反射区の刺激を与える前に簡単な足のマッサージを行います。
椅子に座り片方ずつ反対の足をのせて足首を回します。
両足首をほぐした後、ふくらはぎを軽く揉みましょう。
足をほぐし終えたら反射区を刺激していきます。
リフレクソロジーはたくさんの効果を得られます。
全身の不調をスッキリする効果が期待されるため、病院などでもメディカルリフレクソロジーとして取り入れています。
リフレクソロジーは様々な職場で活躍できます。
リフレクソロジーは無資格でも働くことは可能です。
しかしリフレクソロジー資格を取得していると多岐にわたり活躍ができるだけでなく、転職やスキルアップにもつながります。
さらに利用者からの信頼と安心を得られるのはもちろん、給与も大きく変わってきます。
リフレクソロジーのプロフェッショナルとして認められる、おすすめしたいリフレクソロジー資格は2つです。
リフレクソロジーjpは日本メディカル心理セラピー協会が認定する資格です。リフレクソロジーの知識や施術法を学んだことを証明されます。
リフレクソロジーの知識だけでなく、ボディケアなどの行い方の知識も有していることが証明されます。