タイ古式マッサージの資格を取得することで、施術に使用するハーブボールやホットストーン等の道具の取り扱い方法や接客に関する知識を身に付けられ、自宅やスクールでタイ古式マッサージの講師活動の際の信頼性を得るのに大きなプラスとなります。
この記事では、タイ古式マッサージの資格について詳しく説明していきます。
タイ古式セラピーではいくつか独自の道具を使用します。
タイ古式マッサージの施術と併用されるマッサージの道具のことです。日本には2000年代に入って一部のマッサージ店で使用され始め、徐々に認知度を上げてきており、タイのおみやげとしても親しまれています。
数十種類のハーブを布で包んで蒸して温め、それを直接肌に押し当てて使用します。ハーブの香りによる癒し効果だけでなく、血行促進や発汗作用も期待できます。
冷え性や産前産後の不調、更年期障害など、女性に多いお悩みを緩和する効果もあるといわれています。
調合するハーブによって効果も異なるため、タイ古式マッサージとあわせて提案することによって、自宅サロン等でのメニューの幅が広がり、サービスの魅力も増します。
ハーブボールはネットショップで購入できます。直接肌に触れるものなので、運営状況をチェック、他のサロンの方から情報収集などを欠かさず、品質面で信頼できるショップを見極めた上で購入するのがおすすめです。
サロンで販売する場合は、実際の施術で使用したものを販売、もしくはプレゼントするケースがほとんどです。
タイ古式マッサージの施術と併用できる道具として、ホットストーンもあります。
ホットストーンは、ツルツルに加工された玄武岩が使用されることが多く、遠赤外線効果により、芯から体を温めて、血行促進や筋肉の深い部分に作用します。
ホットストーンの使用法は複数あり、オイルやローションで体になじむようにすることもよくあります。
一般的なのは、うつ伏せで背中にストーンを置く方法ですが、他にもあおむけで背中の下に敷いたり、タイ古式マッサージ中に置いたりする方法もあります。
タイ古式マッサージは足裏から施術を始めるので、上半身をホットストーンで温めながら施術を進めていくなど、マッサージを併用しやすい事も魅力です。
マッサージとストーンの合わせ技でリラクゼーション効果が高められるのも、強みです。
ネットショップで取り扱っているケースが多いです。
自分のサロン等で取り扱う場合も、オンラインショップや店舗でお客様に提案することとなります。
ストーンの違いはややわかりづらいかもしれませんが、他サロンの方の口コミや運営状況をしっかりとチェックして、信頼できるところから仕入れましょう。
ハーブボールは実際に使用してみて合わなかったということがあったり、ホットストーンも効果が思ったものと違ったりというようなケースも起こり得ます。
その場合は、購入したお客様からクーリングオフや返品返金の相談が寄せられることとなるので、対応方法をしっかり考えておく必要があります。
訪問販売、電話勧誘販売:8日間
エステ、美容等の継続的な契約:8日間
内職やモニター商法等:20日間
※通信販売についてはクーリングオフ制度はありません。
なおクーリングオフは、申込または契約書のいずれか早いほうを受け取った日から計算します。
タイ古式マッサージは約2500年の歴史があり、ヨガ・指圧・整体などの要素が君混まれた伝統療法です。
その施術では1時間から2時間という長い時間をかけて、全身の筋肉をほぐした後に、ストレッチや矯正で体を整えていきます。
筋肉をほぐしてから様々な体勢でストレッチを行うことで、センと呼ばれる体内の気の流れを整えるという考え方がタイ古式マッサージの基本です。
タイ古式マッサージの施術だけでも血行がよくなって、体のコリやリフレッシュ効果は得られます。
さらにハーブボールなどのマッサージ道具の使い方について、しっかりと知った上で取り入れることによって、相乗効果で効率よく効果を実感出来る施術が実現します。
タイ古式マッサージは、アクロバティックな姿勢で施術するイメージが先行してしまいがちです。
しかし、施術によって心身両面にプラスの効果があることはタイの公的機関でも認められています。
固まった体がほぐれてコリが解消したり、心が解放されてゆったりとした気持ちを感じられる、そんな癒しの時間の魅力にハマる方もたくさんいらっしゃいます。
タイ古式マッサージの施術を提供できるようになれば、疲れを感じている方々にとってのオアシスのような存在となり、顧客増にもつなげられるでしょう。